お煤払い
2019年12月25日、本徳寺本堂で「お煤払い」が行われました。
お煤払いは、毎年の年末に、一年にたまった埃を払う御仏事で、本山では蓮如上人の時代から五百年余りも続くと言われている伝統的な行事です。
お煤払いには、崇敬組の門徒をはじめ、船場御坊幼稚園の園児や教員、そして教務所職員など、約百名が参加しました。
9時からの開会式の後、両手に割り竹を持った参加者が、内陣から横一列に並びお煤払いがスタート。畳をたたきながら少しずつ前進し、舞い上がった埃や煤を、大きな団扇(第七組圓見寺荻野住職より寄贈)で外にあおぎだしました。その後は、ほうきや雑巾でよごれを丁寧に掃除しました。
最後に、「御規式」が行われ、中根輪番が白布に囲まれた中尊前に長柄笥で「寿」の字をなぞり、新たに荘厳を整えてお給仕を始める準備が整いました。
「お煤払い」終了後、
講堂にて温かい豚汁そして、北浦責役差入れの御座候を参加 者の方々と共にいただきました。
本年1 2月2 5日(金)にも本堂にて「お煤払い」を行いますので参加ください。