御修復の様子(2019年9月現在)
大玄関は、現在屋根部分の骨組みが外され全体に軸組の状態です。
解体では、大玄関建築の年号が新たに発見され「延亨四年建築」が再確認されました。
今後、確認申請の手続き、木材加工、瓦制作を行います。
調査の結果、大玄関は境内で二回移築していながら、当初材がよく残っており、部材の再利用方法また、修復方法についても今後、建設委員会等で検討し、完成に向けて行きます。

 

 

 

以前に確認されていた、唐破風正面棟鬼瓦銘には、「延亨四年卯五月吉日」とヘラで書かれた文字。

 

 

 

 

今回、天井板を外して新たに確認された、天井竿縁の裏側に墨で書かれた「延亨四年八月中旬仕立ル」の文字。